毎週金曜日にみどり幼稚園では絵本の貸出をしています。シリーズを毎週借りて楽しんだり、「この本がいい」と大好きな本を何度も借りていったり、保育者と相談しながら一緒に選んで、お家に持って帰ります。

 


 お家に帰り、お母さんやお父さん、時にはお兄ちやん、お姉ちゃんに読んでいただき、絵本が家族の話題になったりもします。主にお母さんが読んであげる方が多いので、絵本によって、お母さんと子どものほっと安らぐひと時をもてたり、膝の上に抱っこして読んでもらい、スキンシップをはかる大切なときでもあるようです。

 


 そして、本と一緒に図書ノートを毎週渡します。図書ノートはお母さんと保育者との連絡ノートのようなもので、保育者は園での様子をお知らせし、お母さんは絵本を読んだときの子どもの様子や感想だったり、お家での子どもの様子やちょっとしたエピソードや悩み事など、何でも気軽に書いていただいています。


 絵本は子どもがひとり読むものというより、大人から読んでもらうものです。子どもが字が読めるようになったからといって、自分で読むのは、お話を楽しむというより字を拾って読むといった要素が強いです。大人に読んでもらうなかで、絵を楽しんだり、言葉の響きを楽しむ時、そこにお話があるのです。

 大人の語りかける声を静かに話を聞いたり、それについて心のなかに思いをめぐらしたりする経験も子どもたちにとっては、大事なことと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

★お母さんから一言★

 

我が家では、寝る前のひとときを絵本の時間にしています。

夕方から、「さあ、ご飯を食べて、お風呂に入って、歯を磨いて!」と急がせ、

叱りつける時間とは打って変わって別世界の始まりです。
 絵本を開けば、そこからは絵本の中の時間が流れ出すのです。

もちろん、母である私が一番ホッとし、

ゆったりとした気持ちになれることもあるのですが、

子どもたちもさっきまで走り回っていたいたずらっぽい目から、

天使のような顔になり、キラキラの目とワクワクのロもとで私の声に耳を傾け、

絵に見入ります。
 1冊の本を読むとたいがい体がポカポカしてきて眠気を誘うので、

ここでおやすみなさい。この時の寝顔は本当にかわいいです。

絵本を読んでいる間は、子どもと同じ世界を共有し、

また私も母でいる必要がなく、とても自由になり楽しむことができます。

いつまで読み聞かせを楽しんでいけるかわかりませんが、

幸せなひとときを守りたい気持ちで一杯です。